サビルロー



アパレル大手の三陽商会が、
中間期の見通しとして、営業赤字が33億円と発表した。

■キツイこと2つ
主な原因は、
バーバリーとのライセンス契約切れに伴い、
他ブランドの育成が間に合わなかった為だ。
この事例から学べるのは、以下2点だろう。
 ①一本足打法でコケるときついということ
 ②代わりのブランドはすぐには育たないということ

同社の売上高半分以上を占めていたバーバリー商材。
ライセンス契約が切れることで、売上高が減少するのは、
誰が見てもわかること。
しかし、バーバリーに代わるブランドはなくて、
一本足打法が常態化していた。
急に他ブランドによる補填をしようと思っても、
そうそう簡単に代わりのブランドは育たないという事実がわかった。

■営業赤字になるのは、結局は固定費
この2つのキツイことによる営業赤字の根底に流れているのは、
固定費だ。
大手は、固定費(人件費)がかかっているから赤字になるということ。
変動費で対応していれば、赤字にはならなかっただろう。
だから、固定費(人件費)のかかる大手は、一本足打法でなくて、
事業を多角化してリスクを分散しておかなければならない。
だって、解雇ができない日本ならば、
人件費を吸収し続けなければならないから。

■ベンチャーは軽妙に
一方、
大手の対極であるベンチャーやスモールビジネスは、
固定費が相対的に少ない。
また、一本足打法で、ひとつのコト/モノを尖がらせなければ、
大手に勝てないから、一点突破しかない。
ブランドを育てるのに時間と労力がかかる前提だから、
たったひとつのブランドに全資源を投入しなければ勝てない。

仮に賭けたブランドが実らなかったり/コケたりしたら、
再度挑戦すればいいだけ。
だから、ベンチャーは、
身軽に、軽妙に、一点突破の全面展開で行きましょう。

←共感したらタップ!