オランダ





無借金経営がいいみたいな風潮がまだ根強い。

■借金したもの勝ち
しかし、
資本主義経済のもとでは、
借金した方がいい。

なぜならば、
返済できなくても、
死ぬわけじゃないし、
逮捕されることもないから。

仮に、
お金を盗んだら、
刑務所行きだが、
借金を返せなくなっても、
白旗(倒産、自己破産 等)を上げればいいだけ。

もちろん、
社会的信用は毀損するが、
死なないし、
刑務所にもいかない。

資本主義ってホントおもしろい。

さらに、
金融機関や企業だって、
お金を貸した段階で、
「貸倒引当金」でもって、
踏み倒されるのを織り込んでいる。


■借金の本質を表すキーワード
そもそも、
借金とは何か?

借金の本質を掴むキーワードは、
レバレッジ」と「タイムマシン」だ。


■借金はレバレッジ

借金すれば、レバレッジが効く。

レバレッジとは「てこの原理」で、
仮に1の力しかない場合でも、
てこの原理(レバレッジ)を効かすと、
2倍、10倍、100倍も力を発揮できるようになる。

卑近な例でいうと、
クレジットカード決済がそうだ。

現金が1万円しかない時、
クレカがあれば、
レバレッジを効かして、
100万円の買い物だってできてしまう。


■借金はタイムマシン
借金によって将来享受できる便益を、
今もらっちゃおう、ということ。

ある意味、
借金は、
タイムマシン機能を有している。

例えば、
住宅ローンで考えてみる。

家を買うという前提において、
現時点でお金が足りなければ、
家は買えない。

ならば、
取るべき選択肢は二つしかない。

 ・買えるまで貯金する
 ・お金を借りる

買えるまで貯金すれば、
程度の差はあれど、
30年近くはかかってしまう。

しかし、
借金すれば、
30年後の状況が今実現してしまう。

もちろん、
固定資産を購入することによる、
流動化低減リスクや、
価格変動による含み損リスク、
その他種々リスクはあるが、
借金の性格にだけフォーカスすると、
将来の便益を今に実現してくれるタイムマシンだ。

そして、
金利っていうのは、
タイムマシンに乗るための運賃と考えればいい。


■借金できること自体が信用力の証
実質無借金経営で、
キャッシュリッチな会社は、
現金をダブつかせているだけで、
市場からは無能とみられる。

借金することで、
レバレッジを効かしつつ、
タイムマシンに乗車して、
事業を成長させている方が評価される。

また、借金できること自体、
信用力の証なわけだから、
借金をしないという選択肢はない。


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