豊洲



東京の湾岸地域はタワーマンションが乱立している。

この湾岸地域に住む友人からの又聞きで3次情報となるが、
そこに住む小学生のケンカエピソードが面白かった。


■階層差を意識した発言
「お前の家、俺んちより下の階だから貧乏だ」

この発言を浴びせられた子どもの親が憤慨して、
ひと悶着したらしい。

これを聞いて、
なるほどタワーマンションのコミュニティは、
物理的タテ社会が子どもにまで浸透しているんだと感じた。

タワーマンションって階層によって、部屋の価格が露骨になっている。
「階層=貧富の差」ということを親が会話しているから、
子供もそれを聞いて、上記のような発言に繋がるのだろう。

これって、極めて限定的に他者と比べて、
自分のポジションを確かめるているに過ぎない。


■視点を拡大したら何も変わらん
こんな「井の中の蛙的比較論」に接したとき、思い出す話がある。
高校のとき、通っていた予備校の講師が引用していた話だ。

昔の中国の片田舎。
塀に落書きをしている子どもに激怒している中年男性に対して、
初老の男性がこう言ったらしい。

「落書きは近くで見ると目立つけど、空から見たらどれも同じ塀ですよ」

正確な言い回しは違うかもしれないが、おおよそこのような内容だった。

つまり、巨視的にみると何も変わらんということを、
初老の男性は伝えたかったのだろう。


■他者と比べてギスギスするよりも
タワーマンションという限定されたところで、
比べたら少々の差異はあるが、マクロでみると何にも変わらない。

小さな範囲で人と比べて、あーだこーだって言って、
気持ちをギスギスさせるよりも、
大きな視点でいた方が気持ちは楽でいられるような気がする。


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