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あいつは、
朝早くから夜遅くまでやっているな。

メーカー勤務時代、
労働時間が長い奴ほど評価される傾向にあった。

一方、
コンサルファーム時代は、
あいつあんなに遅くまで仕事して、
スキルが不足しているな、
なんて逆の評価をされることの方が多かった。

時間の捉え方が、
違う会社を経験して、
思うことは、
成果の測定方法が確立しているか否かが、
労働時間を左右するということだ。


ダラダラ仕事をしていても、
労働時間が長ければokみたいなのは、
言うまでもなくクソだが、
労働時間を短くすれば、
仕事をしていないんじゃないか、
と周囲から批判されるリスクがある。

ならば、
従業員としては、
労働時間を長くする方に流れていってしまう。

そして、
生産性は低くなっていく。

日本の生産性が先進国で最下位な理由はこれだと思う。


構造上、
生産性が低くなってしまうのは、
効率よく仕事をしても、
それを成果として測定できる評価基準を、
持ち合わせていないからだ。

だから、
成果は何か?
役割は何か?
業務範囲は何か?
これらを明確にした上で、
達成すべきゴールを設定して、
それを達成したかどうかだけ評価すると、
無駄な労働時間は削減できる。

いま、
ここまで書いていて思ったのだが、
日本って、
「対前年度比」が好きな文化だ。

予算を編成しているにもかかわらず、
「対前年度比」ばかりに気をとられている。

いやいや、
予算を組んだら、
「対予算比」だけでいいでしょ、
と。

予算って、
達成すべきゴールなんだから、
それを達成したかどうかだけをモニタリングすればいい。

前年度比較が好きなのと、
労働時間が長くなって生産性が低下するのって、
なんだか繋がっている感じがする。

どちらも、
ゴールをないがしろにしている。

要は、
ゴールを設定して、
現状とゴールの差分だけをみればいい。


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